posted by さかな
at 13:37:37 │
EDIT
私が小学校高学年の時、夢中で読んでたのがこの本です。『秘密の花園』。メアリー、ベーコン(彼の名前は、訳者によって違います)、コリンの3人が、封印されていた花園を手入れし、復活させ、そしてひねくれモノだったメアリーは素直な少女に、自分は病気で、親に愛されていないと引きこもっていたコリンは自分の足で歩くくらい成長します。子供たちが成長して行くお話しなんですけど・・・。
私が一番好きだったシーンは、ベーコンのお母さんが持たせてくれた、焼きたてのブドウパンと絞りたての牛乳を、その秘密の花園で食べるシーン。実に美味しそうに、主人公たちはそれを食べます。この頃から、ブドウパンが好きになりました
他にも、この頃読んでいた本といえば、『お弁当レター』、『不思議なかぎばあさん』、『幸せになったけちんぼばあさん』。この3冊よく読んでました。共通するのは、美味しそうなシーンが出てくるということ。
『お弁当レター』には、いつも子供たちとすれ違ってしまうお父さんが、お弁当に必ずお手紙をいれます。子供たちはお母さんが作ったお弁当と共にこのお手紙が大好き。いつもコッペパンのサンドイッチに、汚れないようにお手紙が入ってます。このコッペパンのサンドイッチが美味しそうなの
『不思議なかぎばあさん』は、かぎっ子の主人公が鍵をなくして困っているところに、大量の鍵束から主人公の家の鍵を出してくれたおばあさんのお話。一緒に家に入って、家事をすべて済ませ、夕食を作って帰っていきます。夕食がラグビーボールぐらいの大きさのハンバーグに、ソテーしたパイナップルがのって、すごく美味しそうなんです!
『幸せになったけちんぼばあさん』は、金庫にあるお金がもったいなくて、つぎはぎだらけの服を着ているおばあさんの話。食事もお金を使わないように、パン屋さんで使っていない切り落としたミミと、八百屋さんでこれまた使わない大根とにんじんの葉っぱをもらってきて食べるというケチっぷり。でも。これがまた美味しそうなんですわ(^^;)
私って・・・小さい頃から食い意地が張ってたんだな~~。
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