posted by さかな
at 20:48:42 │
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今日、私は目に焼き付けました。打った瞬間それと分かる打撃フォームを。素晴らしい曲線を描いて飛んでいく打球を。そして、1塁を回る手前で右手で作ったガッツポーズを。これで阪神の貯金は【13】となりました。
今日は運動会でした。試合開始の2時は、ちょうど次男の踊りが始まる時で、全く試合なんて見る余裕ありませんでした。踊りを見届けた後、席に戻って携帯チェック。ちょうどピンチの場面。その後も、暇を見つけては携帯を見るのですがずっとスコアレスの投手戦。でも私が見るときはいつも阪神のピンチで・・・。
運動会が終わり、家に帰ってすぐテレビをつけると、1アウト3塁でバッターは濱中選手。「ゲッツーはない。せめて外野フライで!」と思っていました。祈るような気持ちでテレビを見つめてました。
『打った瞬間』でした。甲子園の大歓声と共に打球は飛んでいき、レフトスタンドへ着弾。テレビカメラが濱中選手を写すと、ちょうどガッツポーズを取った時でした。瞬間、ぶわぁっと涙があふれてくるのが分かりました。最近でもスタメンに名前があると「えぇ?」って思われてしまう濱中選手。濱中選手より赤星選手、桜井選手のほうがいいと思われてしまう濱中選手。その雰囲気は私たちよりも感じていたのではないでしょうか。それを振り払う、見事な2ランホームラン。それも他の選手が打ちあぐねていた中日小笠原選手から。あのガッツポーズにはどれだけの意味が含まれていたのでしょうか。自然に突き出たあの右手を見て、涙を止めるのに必死でした。涙は最高の瞬間に取っておくのです。ここで流すわけにはいきません。
2003年の今日、9月15日もデーゲームでした。伊良部投手が投げ、相手は広島。現在阪神の3番を打つシーツ選手の2ランホームランで広島が先制。現在楽天にいる沖原選手のタイムリーで1点返し、去年引退した片岡選手のソロホームランで同点。そして赤星選手のサヨナラでマジック1。その夜、星野監督の胴上げが行われました。テレビの前で号泣したのを覚えています。あの時はぶっちぎりの優勝。4年後の現在、全く余裕の持てない痺れる試合が続いています。まだどこにも優勝マジックは着いていません。でも、残り試合は本当にわずか。悔いの残らない試合を。最後の最後に嬉し涙を!!
阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利、阪神勝利・・・願いよ叶え!!
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