posted by さかな
at 22:09:04 │
EDIT
ようやく授かった我が子。この子が長男です。妊娠時期、私が交通事故を起こしてしまったり、前置胎盤で出血があり、1週間の自宅安静になったりはしましたが、順調に経過。そしていよいよ予定日!
・・・のはずなのに、全く兆候が無い。その日に健診にも行ったのにお医者さんには「まだまだだねぇ」なんて言われてしまうし。予定日から1週間経過。その日の健診でも「まだ全然ダメ」とのこと。看護婦さんに「お母さんのお腹の中が居心地いいんだね、いいお腹なんだよ」と言われて少し気が軽くはなったものの、「来週もこの調子なら入院して出産ですよ」とお医者さんに言われ、再び不安に。注射を1本打って家に帰り、旦那とウォーキング開始。するとウォーキングが効いたのか注射が効いたのか、その夜はじめての陣痛が!!喜び勇んで入院し、内診を受けたところ、「全く開いてないねぇ・・・小指の先ぐらい?」とのこと。陣痛も前駆陣痛といわれて・・・実際本当に明け方には陣痛が引き、夕方には笑いながら旦那と『クレヨンしんちゃん』見て笑ってました。こんな状態で入院してていいんだろうかと不安になっていた頃。
真夜中に再び陣痛開始。昨日の夜の陣痛とは比べ物にならない痛みが波のようにやってきます。何度も分娩室には向かうものの「まだまだ痛みが強くならないと出産できません」の言葉でまた部屋に戻るの繰り返し。助産婦さんがやってきて、
助「さかなさん、壁紙の小さな木、見えますか?」私「はい・・・見えます」助「この木が見えなくなるくらい痛くなったら分娩室に来て下さい」え?木が見えなくなるくらい痛いってどんな痛み?と思っていたら。
本当に痛いんです。痛みで目がかすんで、木が見えなくなるんです。腰をさすってもらうと少し痛みが緩むんですが、最後のほうはさするんじゃなくてこすりあげてもらわないと効かないくらい痛い。握っていたタオルを食いちぎるくらい痛いです。
ようやく分娩室でいきむこと数分。元気な産声を上げて長男が生まれてきました。産湯につかってオムツをあてて(この時看護婦さんに
をかけたのはご愛嬌?)産着を着て私のところに来た時はやっぱり涙出ました。
この子としばらく離れ離れになるのは、この1ヶ月後のことです。
PR